高線量の報道は迷惑

 昨日区長を囲み、質疑応答をさせてもらえる機会を得た。区内でも福島原発事故の放射能問題に、熱心に取り組んでいる若い母親が多数参加していた。

 老人問題を含む、区政一般の直接請願の質問のほとんどは、放射線量の問題提起と区政へのお願いだった。

 学校給食の安全性や、放射線量を測ったうえでの食材使用、とりわけ直接摂取する牛乳の安全性を心配する人たちがほとんどであった。

 区長の答えは、放射能問題ばかりでうんざりしたのか、最初の質問者への答えより、だんだんと今後検討するとの役人的なものが多くなった。

 せっかく参加したのだから、私も区政には言いたいことは山ほどあるが一点に絞り、放射能検査で被爆が解ったこと、線量計を買い近所を計ったこと、側溝の上の溜まった土が1.65マイクロシーベルトあり警報音が鳴ったこと、区役所に電話すると、自分で土を始末するよう言われたこと、等を発表した。

 区長は聞いてはいたが、今後そういった除染のあとに出た土を回収するとは言わなかった。子供を大切にする区政を掲げている区長をもってしてもこの程度なのである。

 最後に発言した若い母親は、涙ながらの訴えで、私も思わずホロリとした。応答の終わりのほうで区長が言った言葉が気になった。

 線量の高いところばかり探して報道しているのは迷惑だ、と言ったのである。高いところばかりと言っても、それは実際にあったのであって、故意に高くしている訳ではない。

 本当なら線量計を町内ごとに預け、くまなく一軒一軒、あるいは道路、とりわけ子供達が通う通学路などを、徹底して計るのが望ましい。

 区内の除染をしないと、これから北風に舞う砂埃を吸ってしまいかねない。小さな子供はマスクなんか出来ないし、身長が低いほど被爆も多くなる。

 きけば区内の子供たちの中に、鼻血を出す子が多くなっているそうだ。原発事故の放射能との因果関係があるかも知れない。

 会議の後少しお母さん方と話しをすることが出来た。母親たちの熱心さに頭が下がる。安全な食材を求め、休みの日にはアンテナショップへ、買い物に行っているとも言っていた。

 九州や北海道産の野菜などを求めているのだろう。子供の給食をやめ一人だけ弁当を持参していると言っていたお母さんもいた。

 私はいいんです、子供の健康を守りたいと言う母親たちに、私は言った。それは違います、まずお母さんが健康でなければ、健康な子供を育てることは出来ませんよ、と。

 お母さん方も食べ物には気をつけてください。私はいいんですと言えるのは、子育てが終わりそろそろ年金生活に入る私たちの年齢からです。

 ああそう、区長さんも、もういいんですね。何を食べても....お孫さんがいるのかな、気をつけてくださいね、高線量のでた牛乳をそうでない牛乳と混ぜ、基準値位下にしたものを飲ませるのは....

 
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by inakagurashi2003 | 2011-10-03 09:03 | 雑談

初孫誕生で喜びのオーマ(ドイツ語でおばあちゃん)です。


by inakagurashi2003