片付け

 
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さあやるぞ!!と片付けだした。まずはあれから...押入れの上の段、一杯入ったダンボール箱だ。娘たちの小学校の文集がたくさん出てきた。

 熱心な先生が、あれができた、これができたと作ってくれた、頑張りましたの表彰状。詩の暗誦ができました。そういえばそんなことやってたね。

 お風呂の中で一緒に覚えたジャン コクトーの詩、 いつかは天まで届くほど 大きくなるような樹の幹に 君の名前を彫りたまえ 名前も一緒にのびるのだ。25年前にタイムスリップした。

 懐かしくて読んだりしていたら、ちっとも前に進まない。3時間かけて出来たのは、上の段の物の処分だけ。

 一気にやりたいが、一日一箇所にすることにした。どうせ毎日日曜日だもの、ゆっくりやればいい。数冊は捨てずに残した。子供たちの成長の記録を、時々読み返すために...

 作文にお母さんが好き、と書いてくれたK子は、今自分の子供を一生懸命育てている。Y子はドイツ、オルデンブルグで子育て奮闘中。

 Y子を熱心に指導してくださったI先生は、今頃どうされているだろうか。先生の作ってくださった、小さい色画用紙の、がんばり賞も捨ててしまいました。

 卒業式の子供達が、代わる代わる言う言葉を書いた台本も、Y子が演じた森は生きているの台本も、捨ててしまいました。

 あの時真っ赤なマントを羽織ったY子の女王陛下を思い出しています。Y子は舞台裏をやりたいと言っていたが、女王の役になってしまった。

 私に似たおっちょこちょいのK子は、Y子の作文によると、1年生になった妹をそっと見ていたのだろう。自分の教室を間違え理科室に入ろうとしていた。

 そっちじゃないよ、こっちだよ、お姉ちゃんは心配で仕方がない。次の日もまた理科室に向かうK子、数日続いたようだが、私はそのことを30年経ってはじめて知った。

 子供の作文を、あまりよく読んでやらなかったことが、今解ったのだ。それとも娘があまり見せなかったのかも知れない。

 そんな訳で今頃になり、私の知らない娘たちが、古い文集から現れる。この調子ではいつになったら全部片付けられるやら、トホホホホ.....
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by inakagurashi2003 | 2012-04-04 13:40 | 雑談

初孫誕生で喜びのオーマ(ドイツ語でおばあちゃん)です。


by inakagurashi2003