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アンテイーク好きなドイツのオーマ

和(孫9ヶ月 男の子)にはドイツにもオーマ (おばあちゃん)がいる。ドイツのオーマにも和は初孫である。和を可愛がるのは私に負けてはいない。

 生まれてすぐに病院へ飛んで行き和を抱き、可愛い可愛いと大喜び。そこまでは何処の国のオーマも同じ。

 ところがドイツのオーマは、和の衣類を手当たり次第買い捲り、おまけに靴まで買って来た。着る物は和のサイズはお構いなし。可愛かったから買ったのよ。2~3年先にしか着れない物まで買うのだそうです。

 自分の買ったのを忘れる程買い、和の着ている服を見て、「それは日本のものね」と言う。娘は 「これもお母さんに頂いたものです」 と言うと 「あらそう」とけろっとしている。

 ドイツのオーマは衣類だけではない。テーブルや椅子などのアンテイーク製品まで買ってくる。椅子はたくさんあって邪魔だからいらないと婿殿が言うと、電話なのに小さい声で、娘に買ってあるから欲しい時に言ってという。

 私がドイツに行った時にもあったが、丸い古いテーブルも買って貰った物だった。高価そうに見えなかったが、お金がない時売れば5000ユーロ(70万円)ぐらいで売れるからと言ったそうだ。

 そんなに高い物をどんどん買ってくれちゃうので、娘は困惑している。仕方がないので地下の倉庫はアンテイークな物でいっぱいになる。

 アンテイークな丸いテーブルは、娘たちのアパートには似合わないと思うが、これもドイツのオーマの愛情の表し方なのだろう。
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 その古くて丸いテーブルの経緯を知らないで、和は楽しそうに今日も食事をしているだろう。
by inakagurashi2003 | 2006-05-21 11:45 | 孫日記

初孫誕生で喜びのオーマ(ドイツ語でおばあちゃん)です。


by inakagurashi2003