さようならアルト レポ
2006年 09月 28日
車検まで4ヶ月しかないし、9万Kも走ってくれた。ベンツにも負けないダッシュで、良く走ってくれました。仕事にも買い物にも、小さい車は東京の脇道を走らせたら、誰にも負けないのだった。
有難うまだまだ走れるのにご免ね。この車の最後の値段は1円だった。落ちていても一円は拾う人も少ない硬貨だ。あの一円と同じ価値で引き取られていく。
行く末は解体なのに、私は綺麗に掃除をした。有難うといいながら。変わりに水色のピカピカの車がやって来た。
これから運転技術の未熟な娘が乗ることになる。あっちこっち擦ったり、コツンとぶつけてもいいように、安い車にした。この車は中古車です。
1650k乗ってありました。中古車といっても今年の2月登録の、比較的新しい車です。自動車会社は、毎月、毎年、格メーカーは販売台数を競っている。
目標に足りないと自社で使用する為と偽って、売れたこととして登録する。暫くして車は中古車となって市場で販売する。
まあそんな車です。その証拠に前オーナーはスズキ自販でした。中古車を選ぶ時こんな買い方があります。結構お得なのです。
さて新しくやって来た水色のアルトは、乗り心地はいい方です。娘が十分に気を付けて、狭い一方通行のやたら多いこの地域を、乗りこなせるようになって欲しい。
婿殿の三菱エアトレックでは、重くて大きすぎる。狭い車庫入れも苦労していた。この車と暫くの間は交換することにした。
その内慣れてくれば何でも乗れますよ。私は40代に2トンの冷凍車でハムの配達アルバイトをしていたことがある。100k、200kの単位のハムを、アルバイトのおばさんがスーパーに配達した。
配達途中に精肉売り場から、何百Kも注文を取ったこともあったので、正社員の青年が、お前ら何をやってる~と怒られたことがあって、それから注文を取ってくるのをやめた。
社員が可哀そうだから。アルバイトのおばさんは、配達だけやってりゃいいのって訳です。運転免許を持っていたお陰で、ちょっとしたアルバイトもすぐに出来た。
還暦を過ぎてこれから何年車に乗れるか解らないが、これまで大きな事故もなく来れたことに感謝しつつ、特に歩行者、老人、子供、障害を持つ人に優しい運転を、今まで以上に心がけて乗らせてもらおうと思う。
by inakagurashi2003
| 2006-09-28 20:08
| 雑談