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和が歩き出した

 私たちが熊本に旅行している間に和(ナギ ベルリンの孫)が歩き出したという。一歳と一ヶ月での、初めの一歩であった。
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 和の母は一歳3ヶ月だったから、それより少し早い歩き初めです。和は4ヶ月で寝返りをし、それから苦悩のハイハイをしだし、頑張って前進、後退、回転と這い回ってきた。

 今では獲物を見つけた動物のように素早く這い、猫じゃらしと新聞紙を母の所に持ってくるようになったという。一緒に暮らしている猫のエナコンと遊ぶためである。

 エナコンとは益々仲良しになり、まるで兄弟のように遊ぶのである。新聞紙は猫じゃらしを隠す覆いで、新聞の下で蠢く猫じゃらしを、エナコンが狙って飛び掛る。

 和はそれが嬉しくてたまらないが、まだ自分で上手に出来ない。それをやってもらうため母親に持ってくるのだ。

 なんと安いおもちゃだろう。新聞紙と猫じゃらし。その有様が私には想像できる。娘も楽しんでいるだろう。猫とは同じようにして、私もいまだに時々遊ぶから。

 家にも凶暴な猫が二匹いるから、和はエナコンと同じに思うだろうが、家の猫はシッポを掴んだりしたら飛び掛られるに違いない。

 和に引っかき傷が出来るのではないかと、早くも心配している。よちよち歩きの和に、昨日紙オムツを買ってきた。

 私の子育て時代、紙オムツは出始めたばかりで、ほとんどの家庭で、さらしの布オムツを使用した。

 毎日の仕事はおむつを洗うことから始まった。。貯めるのが嫌いで2~3組ですぐ洗濯した、太陽を浴びヒラヒラ翻る白いオムツに、子育ての幸せさえ感じたものです。

 時代が紙オムツを要求し、そして発展させた。決して悪いことではない。冬の厳しい寒さからオムツ洗いに、ひび、あかぎれで手を荒らしたもっと昔の人達も、文明の変化を知ったら喜ぶことと思う。

 二階の階段の柵も作った。オムツも買った。車にベビィーチェァーも付けた。明日は夫が畳替えをしてくれる。夫は10年前までは畳屋だった。半月板を手術して廃業したが、自宅の分はなんとか出来る。

 遥か1万2千K離れたベルリンの和を、一日千秋の思いで待っている。和(nagi)オーマのいる東京は、今日も日本晴れだよ。
by inakagurashi2003 | 2006-10-13 10:07 | 孫日記

初孫誕生で喜びのオーマ(ドイツ語でおばあちゃん)です。


by inakagurashi2003