小雨そぼ降る
2006年 11月 28日
雨が降るなら雨らしく、寒いなら寒く、暖かいなら暖かく、ハッキリしてくれないと、どんな服を着て出かけるか迷ってしまう。
和は二日間外で遊べない。何とか家の中で楽しい時間を過ごさせてやりたいと思う。お昼から車に乗せ、買い物に連れて行こうとしたら、5分も走らないで寝てしまった。
そっと家に帰りお昼ねさせた。昼寝の寝起きが悪く、私が負んぶで外に出ると、まだ半分眠いまま、背中で静かにしていた。
大家さんの庭に、鈴なりになっているみかんを、一つ失敬し和に持たせた。いつでも取って食べて下さいとの、お墨付きのみかんである。
収穫にはまだ少し早いようだが、小鳥が来て食べ始めている。既におわんのように皮だけになったみかんもある。熟すのが待ちきれない、私のような鳥がいるらしい。
和の日本滞在もあと2週間になった。夫か帰宅すると和はお爺ちゃんと一頻り遊ぶ。何か一生懸命に話をする。お爺ちゃん今日ねこんなことがあったんだよ、と言っているようだ。
単語を一つ二つではなく、淀みなく長々と話をする。最近何を言っているか解らないが、私たちにもリズムのあるドイツ語みたいに話してくる。
娘に言うとドイツ語ではない言うが、私には小さい子供が、ドイツ語で話しているように聞こえる。今朝は我が家の猫を見て、ボッチャンと言った。覚えたんだね。ボッチャンと言う名前の猫を。
和が今度日本に来るのは、2歳を過ぎた頃だろうから、ほんとに何か話が出来るかも知れない。オーマと呼んでくれるのも、そう遠くはないだろう。
by inakagurashi2003
| 2006-11-28 22:42
| 孫日記