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少子化対策 日本とドイツ

 日本では最近少子化対策が言われ始めている。

今日区役所に和の児童手当の申請をした。申請した翌月から5000円支給される。娘はドイツに住民票をまだ移してないので、都民であるから和にも支給される。

 健康保険も加入した。乳児医療証も支給された。これで病気になっても、医療費は無料である。

 30年前にこんな制度は無かったが、代わりに老人医療が無料であった。時代が移り制度が逆転した。 老人は大切にされなくなり、子供を大切にする政治的な制度改革に他ならない。苦労して働いてきた人に報いる政治であって欲しい。

 少子化対策で出産費用を無料化する案には賛成である。予算がないならせめて保険対象にすべきである。出産は病気ではないと言うが、ニキビは保険が利く。ニキビに保険が必要?清潔にしておけばその内治ります。

 ドイツでは少子化は同じでも、出産費用もかからず、病気もほとんど無料です。出産後保健婦さんが訪問する日数も日本の比ではない。何ヶ月たっても来て欲しいといえばいつでも来てくれます。子供の事、産後の不安等充分な相談にのってくれます。

 しかし出産の無料化が少子化対策に役立つかは疑問である。
 少子化対策をいろいろ議論しても、お金を支給したり、出産費用を無料にしたりするのはいいことに違いないが、これは子供を生む人の価値観の問題です。

 女性が子供を産まなくなったのは、1~2人は生んでも後はお金が無いから生まないのではなく、生みたくないから生まないのです。

 したがって少子化は避けられないのです。
 職場に理解が無いとか、育てるのにお金がかかるとか、家が狭いとか、保育園に入れないとかの問題は、そう大したことでは無いということです。

 ああすれば こうすればと議論しているのが男性である限り、この問題を解決することは難しいと私は思います。
by inakagurashi2003 | 2006-01-16 16:59 | 孫日記

初孫誕生で喜びのオーマ(ドイツ語でおばあちゃん)です。


by inakagurashi2003