ママの友達
2006年 12月 04日
Tさんと言うその人は看護師さんをしている。娘がカナダへ留学していた時知り合って、それからの友達だ。気立ての良い優しい娘さんだ。
カナダから帰り、一週間ほど家にいた事がある。Tさんはその後カナダに再留学し、戻って看護師をしていたが、もう一度オーストラリアへ留学した。
若いって本当にいい。何度も挑戦できるし、失敗も恐れることはない。オーストラリアから帰国してからは、元の職場に戻り働いている。
娘は二度目の留学でドイツに行き、学生の時今の婿殿と知り合った。そして結婚し和(ナギ)が生まれた。不思議な縁で結ばれたが、ニューヨークに行こうかと思っていた娘が、31歳までワーキングホリディーが出来るそうだよ、と言った私の言葉でドイツに行ったのである。
娘の友達のTさんは、和に可愛いクマさんの絵が付いたシャツの、プレゼントを持って来てくれた。90センチを着ている和にピッタリだった。
和はTさんとも楽しく遊んだ。夕食を一緒に食べてくれると言うので、私は娘の誕生日も近いので、赤飯を蒸し、煮物をおせち風に作り、鳥から揚げを作り、茶碗蒸しを作り、本マグロの刺身を買った。
Tさんは美味しいと言って沢山食べてくれた。夕食後も和はTさんを交え良く遊び、9時にTさんを駅まで送って行った。
Tさんがバイバイと手を振り、駅の人混みに消えていくと、和は火が付いたように泣いた。そんなに泣かなくてもいいのに、和は別れるのが大嫌いな子供である。
泣いている和に見せようと思い、最近見つけたクリスマスの、ホ~ッと言うほどのイルミネーションで飾った家の前の道を通って帰宅した。
娘が結婚し子供を持ち幸せになれたように、Tさんにも良いご縁があることを願いつつ、優しい笑顔を思い出している。
by inakagurashi2003
| 2006-12-04 23:52
| 孫日記