医療機関の対応

 国道を84歳の老人が渡ろうとしていた。信号が青に変わった。老人はしっかりした足取りで歩き始めた。その時トラックが左折してきた。

 老人は避けることが出来ずトラックと接触、その場に倒れた。足腰をしたたかに打ち立ち上がることも出来ない。

 救急車が呼ばれた。老人を乗せた救急車は,その国道沿いにある病院に老人を搬送した。救急車の仕事はここまで。

 そこからは病院の仕事である。医師は、皮下出血した痛々しい右足のレントゲンだけを撮り、打ち身です、シップだけで治療の必要は無いと言った。

 老人は歩けないから入院させて欲しいと食い下がったが、病院は宿泊施設ではありませんと冷たく帰された。老人の住まいは2階であった。

 痛む足を引きずりながら、やっとの思いで2階に上がった。それきり動けなくなった。老人は妹と二人で暮らしている。その妹も手足が痺れたり、痛くて手に力が入らない病気を抱えていた。

 妹は姉のためポータブルトイレを買いに行った。妹の腰は45度以上も曲がっている。その曲がった体で数年前まで働いていた。

 交通事故にあった老人は、翌日益々足が痛く動けないでいた。事故を受け持った保険会社に連絡を入れた。痛くて動けない、他の病院へ行きたいと.....

 保険会社は近くの病院を探してくれ、病人の搬送をしてくれる車を手配した。2軒目の病院では右は打ち身で、左は大腿骨が骨折していると診断された。

 救急車で運ばれた病院を批判したと言う。交通事故の場合は、全部レントゲンを撮るのが普通だと言う。警官も歩けない人を家に帰した病院を批判した。

 骨折も複雑だからCTを撮った。手術になるかもしれない。この老人の近くに私は住んでいる。今日妹の方を乗せ病院に見舞いに行った。

 CTを撮ったと言うので、医師から説明を受けたいと思ったが、あいにく月曜日になると言う。84歳の老人が大腿骨の手術を受ければ、直るのにも時間がかかるだろう。

 3K近く離れた病院に、体の不自由な妹が毎日通うわけにも行かない。洗濯物は一回400円で洗ってくれるから頼むことにした。タクシーで1500円も掛け、洗濯物を取りに行くのより安い。

 老人は病状を聞くにも一人では理解しがたいこともある。月曜日に一緒に聞いてやらなければと思う。手術になるか、石膏で模ったコルセットになるか、いずれにしても今後が大変になる。

 最初に搬送された病院の対応に腹が立つ。宿泊施設ではないなどと、どんな検査をしたら言えるのか。変わった病院の医師が、その病院に怒ってやると言ったとか。老人への慰めなのかもしれない。

 どうか一日も早く痛みがなくなりますように。適切な治療が施されますように。医療機関(平成立石病院)の対応により、こんなにも患者が苦しめられるなんて、許せない!!
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by inakagurashi2003 | 2007-10-27 16:57 | 雑談

初孫誕生で喜びのオーマ(ドイツ語でおばあちゃん)です。


by inakagurashi2003