猫がくれたプレゼント
2007年 12月 18日
その直ぐ近くで猫のロールが、いとしそうにそれを見ていた。温かい布団から起き出すのに勇気がいるような寒い朝、しょぼしょぼ開けた眠気眼に、最初に映ったのはネズミだった。
ネ・ズ・ミ・また持って来た。ロールか、ボッチャンか、いやになっちゃうな~ロールがネズミの側にいたから、ロールが獲ってきたとは限らない。
私はネズミを上手に捕らえるのは、ボッチャンではないかと思っている。ボッチャンの体形は、いかにも狩りをするような、均整のとれた体つきである。
先ごろ家の中で、リンゴや薩摩芋をかじっていたネズミかも知れない。それともまた新しいネズミを捕獲してきたのかも知れない。
どちらにしても、もう私の枕元に持ってくるのは止めて。ネズミの処分を頼める夫は既に出勤していない。仕方なくテッシュを5~6枚引き抜くと、その紙をネズミに被せて包むようにゴミ袋に入れた。
幸い今日は燃えるゴミを回収に来てくれる日だ。急いでゴミ袋に入れたネズミを、回収場所に置いた。清掃局で火葬にしてもらおう。
クリスマスまであと一週間、ネズミのプレゼントが続いたらどうしよう。プレゼントはもういりません。猫達は捕っていた獲物を見せ、褒めてもらおうと思っている。
我が家の猫達は頑張っている。怒ってはいけないのだ。でも、どうしても言えない。ありがとうと...
猫達が子猫だった頃は、小さなプレゼントだったから、まだ我慢できた。蝉、トカゲ、ヤモリ、蛾、そんなものだったが、最近はネズミオンリーになった。
明日の朝目覚めた時、枕元にネズミのプレゼントがありませんように....出来れば一万円札一枚そっと置いてありますように....鼠小僧さんにお願いします。
by inakagurashi2003
| 2007-12-18 20:31
| 我が家の猫たち